黒毛和牛 タン先の秘密に迫る!その魅力とは?

焼肉屋さんで「タン先」ってたまーにしか見かけないのですが、何故なの?希少なの?

はい、こんな疑問にお答えしていきたいと思います🙋

今回は、黒毛和牛のタンを見ながら、タンの秘密に迫っていきます。

 

この記事の内容

  • タン先とは?
  • なぜタン先はあまりみかけないのか
  • 黒毛和牛のタン先について

タン先とは

「タン先」ですが、そのまま、タンの先の方の部位です。

タンの先

です !

タンは自分のベロで考えても、根本の方よりも、先に行けば行くほど、よく動かすかと思います。そのため、肉質も赤みがかり、脂が少なく筋肉質です。

たまに、種類豊富な焼肉屋さんにいくと、リーズナブルで「タン先」というメニューがあるかと思います。

スーパーなどでは、あまり売っているところは見たこと無いかもしれませんね。

 それは何故でしょうか?

黒毛和牛のタンの魅力についてはこちら↓↓

 

なぜタン先はあまり見かけないのか

輸入品が多い

少し話は逸れますが、日本で出回っているタンの多くの割合を占めるのが、「輸入の外国産のタン」です(アンガス種などでアメリカやオーストラリア)。

なぜかというと、歩留まりが高く、質も悪くなかったりなどで、コスパが良いということのようです。(ただし、2022年は特に現状原油高や円安により価格が高騰している)

 

しかし、タンの先に行けば行くほど、筋肉質であり、歯ごたえもしっかりしているため、タン底(タンカルビ)やタン先を落とした状態で、輸入していたり、また、タン先は、シチューなどの煮込み料理やスープの出汁取り用などで使われたりすることが多いようで、焼肉屋さんやスーパーなどでは、あまり出回ることがないのかもしれません。

 

捨てられてしまうことも

お店によっては、タンの芯の部分のみの提供で、先の方や底は、捨てられてしまったり、もしくは、出汁とりや、まかないなどに回してしまうということもあるようです。もったいないですね。

 

タンの種類

タンとひとくくりに言っても、品種が様々で、さらにそれぞれのお店の工夫により、それぞれ全く特徴が異なります。

  • 黒毛和牛
  • 交雑種
  • 乳用種
  • 輸入海外品種

と、大きく分けてこんな感じだと思いますが、そもそも先がついていない状態で仕入れられているものもあれば、先もついているけど、捨てたり、だし取りに回されてたりなどで、なかなか焼肉のメニューとして出しているお店は多くはないかもしれません。

 

タン先の特徴

タン先は、通常、根本よりも動かす頻度が高いため、サシも少なく、歯ごたえも固くちょっと食べにくい部位かもしれせん。

そのため、焼肉屋さんなどでは、そんなにお目にかかることは無いかと思います!シチューなどの煮込みや、だし取り用に使われたりすることも多いようです。

 

黒毛和牛のタン先の特徴は?

黒毛和牛のタンは、動画を見ていただけるとお分かりかと思いますが、先の方までサシが入っており、いうほど固くなく、味わいもあり、黒毛和牛のタンを使っているお店であれば、タン元と比べ、リーズナブルに、提供さていて、お得な部位です!

 

そして少々歯ごたえもありながら、味わいが深いので、知る人ぞ知る部位となってます!是非、焼肉屋さんで見かけたら一度試していただきたい部位です!

※輸入品のタン先でも下処理やお店の工夫で美味しく食べれるお店の多いと思います!

 

ちょっとだけ宣伝!

当店のお肉はすべて、「黒毛和牛 A5ランク 牝牛」です。タンやハラミの内蔵部類のお肉も、55年のベテラン目利き(私の義父)が厳選した、なかなか手に入れることのできない、黒毛和牛の上質なお肉を仕入れております。

当店ではブランド名やランクよりも、「牝牛」であることにこだわりを持っております。 何故、牝牛か?

それは、旨味と甘みが強く、舌触りも柔らかい。つまり美味しいからです。

牝牛の魅力については下記をご覧いただきたいです。

赤身を探してこの記事を読んでいただいている可能性が高いかと思いますが、雌牛の脂は不飽和脂肪酸を多く含んでいるため、融点が低くあっさりとしていながら味わい深いのが特徴です!

牝牛ならサシのお多い部位もたくさん食べれるかもしれません!

 

当店では、そんなこだわりの和牛のお肉(和牛テール)を使用し、2022年に2つの金賞をいただいた商品「ぶっかけコンビーフ」を販売しております!

 

ポイント

タン先は、あまり出回っていない
  • 国内のタンは、輸入品の割合が高い
  • 輸入のタンは、そもそも削ぎ落とされた状態で入ってきていたり、ついていても、品種的に硬めであるため、焼肉よりも、打だし取りや煮込みに使われることがある
  • 黒毛和牛のタンは先のほうまでサシが入っており、リーズナブルかつ、固くなく、味わい深い
  • 下処理や味付け、出し方次第では輸入のタン先でも美味しく食べられる 

まとめ

いかがでしたでしょうか?タンの秘密!タン先についてお話してきました!

もしかするとたくさんの種類を取り扱うお店では取り扱っていることがあると思います!是非もし見かけたら、挑戦いただけると幸いです。

 

 

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赤身について見ていただいたついでに、カルビとロースの本当の違いについても是非

タンについての詳細な記事もありますので、よかったら見てください!


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