牛肉はメスかオスかを意識する。

皆さんが牛肉を選ぶときに産地やブランド、ランクなどを気にすると思います。それ以外にもお肉の 美味しさを判断する基準 があるのをご存知でしょうか？
それは 牝牛（めすうし）かどうかです！ 選んだお肉が牝(メス)のお肉か、雄のお肉かなんて気にしたことないですよね？

牝牛の方が美味しいんです。
なぜ牝牛（雌牛）なのでしょうか？

なぜ牝牛（雌牛）なのか？

1番わかりやすいところでいうと、牝牛のほうが肉質が 柔らかいんです。
雄は牝より筋肉質です。（人間と同じです。）
世の中にあるほとんどの牛肉が 去勢された雄牛のお肉です。
雄牛は牝牛の柔らかい肉質に近づけるため、早い段階で去勢され育てられます。雄牛の方が体が大きく、牝牛に 近い肉質で 取れるお肉の量が多くなるため、効率的だからです。

去勢された雄牛のお肉は、牝牛に近い肉質になります。これも美味しいんですが、やはり牝牛の方が美味しいです。
なぜなら、牝牛の 美味しさの秘密 は、柔らかい肉質だけではないからです。

美味しさの秘密

牝牛の脂肪には不飽和脂肪酸が多く含まれているため、脂の融点が低く、口に入れた瞬間に 上質な脂が溶け出します。 非常に柔らかい肉質と、不飽和脂肪酸を多く含む上質な脂を持つ牝牛が1番美味しいんです。
有名なブランド牛の条件に、 牝牛のみ としているところもあるくらい。

皆さん、牛肉を選ぶ際は、産地やブランド、ランクだけではなく、 牝牛か雄牛か を意識してみてください。美味しい牛肉を追求すると必ず牝牛（雌牛）にたどり着くはずです。

不飽和脂肪酸について詳しくはこちら↓

 

 

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